米軍孤高の戦車部隊が、ナチス軍団へ捨て身の強行突撃!陸・空と大迫力の戦闘シーンが入り乱れる、ミリタリー・バトルアクション!
第二次大戦中の1944年。アメリカ軍のパイロット・ロスはドイツ軍の輸送列車を空爆後、敵機の攻撃を受け墜落し消息を絶った。黒人兵士のみで編成された部隊「第761戦車大隊」の士官ヘイズはドイツ軍と対峙する前線で地雷除去の任務にあたっていた。黒人ゆえに白人兵士の差別や上層部の冷遇に不満を募らせる日々。そんな中、上官のアンダーソン少佐から、先の敵陣に不時着したロスの捜索命令が下る。白人部隊と捜索にあたるヘイズだったが、敵軍の奇襲攻撃を受け捜索部隊は全滅、ヘイズだけが生き残る。ヘイズの行方不明を知った部下のレッドは、アンダーソン少佐に救出部隊の要請をするが、連合軍の大作戦であるメスへの攻略を控えており、そちらの作戦を優先する方針を取る。ヘイズ救出が難しくなる中、レッドは軍規に反し、独断で救出部隊を編成してヘイズ救出に乗り出す決意をする。一方、ヘイズは辛くも生き残っていたロスと合流、人種の違いから互いに反目しながらも敵地脱出へのサバイバル戦を余儀なくされる。ヘイズ救出の準備を秘かに進めるレッドは、作戦に賛同した凄腕の黒人戦車長クレシ―を救出部隊に加える。「ドイツ野郎を殺せるなら、命令などクソくらえ」反骨心あふれるクレシ―は、“アラモ”と名付けた愛機M4シャーマンと精鋭の戦車部隊とともに、ナチス・ドイツ機甲部隊が待ち受ける敵支配地域へ進撃を開始した。