何もかも対局の男女は、"猫"をきっかけに運命の恋に落ちるー。
物語は南宋時代の臨安にある「猫雇い屋」が舞台。女主人の張巧児(ちょう・こうじ)(演:シャン・シュエン)は猫のしつけ方を熟知しており、町の人々は猫の手も借りたいようなときは、お手伝い要員として、必要なときはいつでも、巧児の店から猫を借りることができた。しかしひょんなことから、臨安で起きた大事件に巧児が巻き込まれ、これがきっかけで彼女は捕吏の頭として事件捜査で活躍する、馬青山(ば・せいざん)(演:ユー・シュアンチェン)と出会う。事件が進むにつれ、巧児の正体が実は「猫泥棒」であることが明かされる。まるで鼠と猫のように二人は追い、追われることを繰り返すが、最終的に巧児と青山は惹かれ合い、協力して真の黒幕を暴き臨安を守る。